米寿は、88歳のお祝いのことを言います。「米」という漢字を分解すると「八十八」と読むことができるので、88歳を「米寿」と呼ぶようになったようです。
また「八」は、昔から末広がりを意味するとても縁起の良い数字とされています。歴史を紐解いてみても、「八」という数字は常にプラス思想となっています。
そのような縁起が良い数字が2つ重なっているのですから、長寿祝いの中でも特に盛大にお祝いする地域が多く存在します。
そして日本人の主食はお米であり、このようなことからも米寿はお米を連想させます。
食生活に欠かせないお米はとても大事な食べものですから、より米寿がおめでたいとされています。
米寿のことを「米の祝い」と呼ぶこともあり、お米にちなんだ物や、稲穂の色を連想させる金色などの物をプレゼントする場合も多いです。
年齢を考えるとプレゼント選びは慎重にしなければいけないでしょう。
花をプレゼントするのが一般的で、生花やブリザーブドフラワーのような枯れない美しいものなどが選択されます。
それはそれで喜んで貰えるでしょうが、年齢を考えるとやはり美味しい物を食べさせてあげたいという人も多いのではないでしょうか。
そういう時には、やはり食べやすいお菓子が適しているかもしれません。
紅白饅頭
ある程度好みの物をリサーチするのも大事ですが、紅白饅頭は無難で定番の品と言えるでしょう。
紅白は喜び事の象徴ですし、昔から馴染みのある和菓子ですから、きっと喜んで貰える筈です。最近では、名入れのものまであって人気を集めています。
デコレーションケーキ
次におしゃれな感じと言えばデコレーションケーキで、ケーキの表面にメッセージを入れることが出来るのもいいですね。
生クリームにイチゴだったり、チョコレートが好きな方ならバタークリームでも良いでしょう。家族揃ってお祝いするのに適していますし、場を盛り上げてくれます。
バームクーヘン
生クリームなどが苦手な方には、シンプルなバームクーヘンというのも良いです。
慶事の贈り物などにも好まれているお菓子で、あっさりとした味わいが人気の理由です。
どら焼き
リサーチしてみると和菓子が圧倒的に選ばれていますが、紅白饅頭以外ですとどら焼きというのも根強い人気です。
どら焼きは老若男女問わず好まれているお菓子で、嫌いな人は少ないでしょう。
マカロン
どうしても和菓子に行きついてしまいますが、おしゃれなお菓子として最適などはマカロンです。高級感のある洋菓子ですし、見た目も綺麗で食べやすいです。
自分では中々購入しないもので、初めて食べるというお爺ちゃん、お婆ちゃんもいるのではないでしょうか。
高齢になると量より質となりますから、初めてのスイーツもいいかもしれません。
そして余り日持ちがしない物は避けるべきで、好きな時に少しずつ味わえるものが良いでしょう。
紅白饅頭、デコレーションケーキ、バームクーヘン、どら焼き、マカロンと5品選びましたが、まだまだおしゃれなお菓子は色々ありますから、適した物を選んであげましょう。